MMのボス戦で用いられる言葉の問題 - 別部屋という表現
ボス戦日記を介してのコミュニケーションが魅力のミステリーハウスですが、不用意な言葉で反発や反感を買うことがあります。
その中でも、もっとも多いのが「別部屋」という表現。目当ての友達のボス戦に行くつもりが、同じボスを先に開けていた他の人のボスに入ることはよくあります。
目的としていた友達のところに入れなかった際に、入りたかった人の日記に「別部屋に落ちた」「あっちに落ちた」と口にする人がいます。
「あなたのところに行きたかったのに、ほかの人が開けていて行きつけない」と伝えたいのでしょう。想定外のボスに入ったということで、『別』と表現したくなる気持ちは分からなくはありません。
しかし、言われた方はどう感じるでしょう。
あなたがホストをしていることを想像してみてください。
あなたのところに遊びに来てくれたと思った人が、別の人のところであなたのボス戦を「別部屋」と評していたらどう感じますか?
気にならない人もいるとは思います。しかし、「うちには来たくなかったんだね。あなたにとって、自分がホストしているのは邪魔なことなのね」と感じる人は少なくありません。
「別部屋」を開けているのもあなたの友達です。思っていたホストとは「別の人のボス戦」かもしれませんが、その人のボス戦も本部屋です。「別部屋」ではありません。
目的の人とは違うボス戦に入ったからといって、「あっち」だとか「別部屋」などと繰り返し口にしていれば、「別部屋でごめんねー。別部屋であなたのお邪魔をしては申し訳ないから解除するわ」となるのは至極当然のことです。
ミス友は少なくともボス戦を共有する「友達」です。親しい親しくないといった関係の濃淡はありますが、馴染みの薄い相手であっても気を遣う必要はあります。
「別部屋」や「あっち」といった表現を控えるようたしなめる人はそれなりにいます。しかし、言っても無駄だと思われたら黙って解除されます。「あなたと一緒に遊びたい」と思われなくなったためです。
あなたが『別部屋』と言われても気にしないのであれば、気にしない人同士で遊べばいいだけです。気にする必要はありません。
しかし「別部屋」と言われることを嫌う人が多いことは念頭におくべきです。